XRPクジラが投げ売り
仮想通貨分析サイトのCoinMetricsが発表したデータによると12月22日から2週間で、100万以上のXRPクジラが143人も資産放棄したことを発表。
米SECは12月にXRPを有価証券としてみなして、証券法違反であるということでリップル社を提訴しました。
その後Coinbaseなどの大型取引所がXRPの取引を停止する処置などを施し、他の取引所も相次ぎ停止ささせた。
SECの提訴による要因とされている一方、スパークトークンのエアドロップ終了後の資産移動という意見も出ています。
XRPは有価証券ではない署名運動
SECの提訴から数日後、ホワイトハウスが運営する「We the Peple」のウェブサイトに連邦政府へXRPを暗号資産とみなすように求める請願案件が3万6978票集まった。
WE the PEOPLE(ウィー・ザ・ピープル)は、アメリカ合衆国政府に対する請願を行うためのウェブサイト。2011年9月、バラク・オバマ政権の「開かれた政府」の目玉政策としてホワイトハウスが開設[1]。13歳以上なら居住地や国籍に関係なく署名できる[2]。署名が開始から30日以内に10万を超えれば、米政府は何らかの回答をする規定[3]。米政府に請願する権利は合衆国憲法修正第一条に定められている[2]
wikipedia
1月10日現在で38586名の署名。
3日で1600名ほどの署名なので、1月28日までに集まるか分からないが、集まらなかったとしてもこれだけの人数が注目しているというアピールにはなるかと。
ライトコイン保有者にスパークトークンエアドロップ
そして、昨年リップルホルダーに独自トークンのスパークトークンのエアドロップを行ったフレアネットワークスが新たなエアドロップを発表。
ライトコイン(LTC)を保有している投資家にさらにエアドロップを行うとのこと。
詳細については来週発表予定だが、財源はフレア財団が保有するFLR(スパークトークン)から50億FLR分を崩して配布するとのことです。
リップル、ライトコイン、今後もさらに別の通貨に対しても配られるかもしれません。
リップルのステーブルコイン発行か?
リップル社のCTOディビットシュワルツ氏がリップルのステーブルコインについて言及。
ステーブルコインとは、「取引価格が変動しない暗号資産(仮想通貨)」のこと
2021年の1月4日に米通貨監督庁が銀行における決済にブロックチェーンやステーブルコインを導入することに対して積極的に認めた。
それに対してディビットシュワルツ氏は、リップル社のXRPレジャーを利用したステーブルコインの発行手順について説明
発行銀行をXRP元帳に接続します。これには、XRPLノードの確立と接続が含まれます。これは、オンプレミスまたは銀行のクラウドインフラストラクチャで簡単に実行できます。
ウォレットを作成し、結果の作成トランザクションをXRPLで送信して、stablecoinの発行とアカウント管理を有効にします。アカウントの資格情報は、発行銀行または管理パートナーのいずれかが安全に保管できます。
銀行の要件に従ってstablecoin設定を構成します。これは、必要な設定を選択し、管理アカウントからXRPLに構成トランザクションを送信するだけで実行できます。
前のステップと同様に、stablecoinの発行は、発行銀行が預金を受け取ったときにstablecoinを作成する、単純な元帳トランザクションを通じて行われます。
https://ripple.com/insights/issuing-stablecoins-on-the-xrp-ledger/
簡潔に説明すると、
- 銀行がリップル社のXRPレジャーに接続
- 専用ウォレットを作成、ステーブルコインの発行
- 銀行のルールによってステーブルコインの設定変更
- 預金を受け取ったらステーブルコインを発行する
といった流れでステーブルコインを発行できるとのこと。
リップル社が発行するステーブルコインの運用がもしかしたら始まるかもしれません。
イギリスの財務省はXRPを有価証券とはしない
イギリスの財務省(HM treasury)が1月10日、「ステーブルコインやその他の暗号資産はそのように規制されるべきですか?」といった内容の資料を公開。
その中には、
・e-money tokens meet the definition of electronic money in the Electronic
Money Regulations 2011 (EMRs) – broadly, digital payment instruments
that store value, can be redeemed at par value, at any time and offer
holders a direct claim on the issuer
• security tokens have characteristics akin to specified investments, like a
share or a debt instrument, as set out in UK legislation.
5 Broadly, these are
likely to be tokenised, digital forms of traditional securities. As with emoney tokens, these are already within the UK’s regulatory perimeter and
therefore subject to FCA regulation
• unregulated tokens are neither e-money tokens nor security tokens and
include:
• utility tokens: tokens used to buy a service, or access a DLT platform –
this could, for example, include access to online cloud storage; and
• exchange tokens: tokens that are primarily used as a means of
exchange – this includes widely known cryptoassets such as Bitcoin,
Ether and XRP.
3つの分類について言及されており、
・e-money tokens(電子マネー)
• security tokens(有価証券)
• unregulated tokens(規制対象外のトークン)
上記の規制対象外のトークンもさらに2つに分類
• utility tokens(実用的なトークン)
• exchange tokens(交換するトークン)
exchange tokens(交換するトークン)に該当するのが、ビットコイン、イーサリアム、XRPと掲載。
リップルのXRPはビットコインやイーサリアムと同様に
規制対象外のトークンだと書かれています。
今回のSECの提訴に影響してくるかもしれませんね。
スパークトークン(IOU)取引開始
そして1月6日からBitrueでのスパークトークン(IOU)の取引が開始されました。
現在IOUのスパークトークンの価格はXRPの半額で先行で取引されています。
トップページに「Spark FLR (IOU) Trading Now Live」と掲載されています。
右上の「My Assets」をクリック。
FLRに残高が表示されているのを確認。
「Exchenge」をクリック。
「XRP」をクリックして「FLR/XRP」をクリック。
購入する場合は金額のところに枚数を入力して「購入FLR」をクリック。
売却する場合は、同じく金額のところに枚数を入力して「販売FLR」をクリック。
現在スプレッド(売値と買値の差)が大きく離れてしまっているので、購入するのはすぐできますが、
売却するには緑の数字の価格でないと売却しづらくなっているので、安くてもすぐに売却したい方は緑の数字を入力してください。
今回0.37で売却したらすぐに売ることができました。
注意事項
今回Bitrueで提供されているスパークトークンのはあくまでIOUであり正式のスパークトークンではありません。
一部の取引所がSparkのIOU(Future)を発行する予定であることを認識しています。$FLR 、これは彼らの特権です。エンティティとしてのフレアは、これにまったく関与していません。買い手責任負担。
flarenetworks
公式でも上記のように配信されています。
また今回の15%分は、IOUでも債権として先に貸し出しをしているものですので、当然売却したものは再度もらうことはできませんので、ご注意ください。
また売却しなかった分に関しては、来年正式配布されたときに自動的に置き換わるとのこと。