こんにちは!やっさんです。
さて、今回は7月上旬のリップル(XRP)関係の最新情報をまとめています。
リップルを利用している提携企業のサービスの拡大。
9日に14%上昇したXRPの背景とツイート数の過去最大ツイート数更新。
クリス・ラーセン氏の私財投げ売りの公開。
コインマーケットキャップ第3位の仮想通貨取引所のXRP法定通貨ペア取引開始。
の4つをまとめています。
今回の情報をもとに今後の投資の参考にしていただければ幸いです。
5分で読めます。
リップルニュース!提携した決済アプリ利用地域拡大
7月9日のリップルの公式ブログで、リップル社と提携しているスペイン最大の大手銀行のサンタンデール銀行が、国際決済アプリ「One Pay FX」の利用可能な地域を新たに19地域追加したことを発表。
これまではイギリス、スペイン、ポーランド、ブラジルでしか利用でいなかったのに対して、さらに19地域(米国、チリ、ポルトガルなど)のユーザーが利用できるようになったとのこと。
リップルと共同で開発した「One pay FX」のCTO(最高技術責任者)のエド・メッガー氏は、
ブロックチェーンがより速く、安く、透明的に取引が可能になるため、リップルと提携した
と言及。
さらに、現在の送金の問題を指摘して、
リップルが、現在の問題に対処するのに役立つ。
いつ着金するかを正確に把握することができ、送金がいつ完了するかということに対して確実性を得ることができる。
と述べて、このアプリにはリップルの技術を反映しているため、国際的な送金時間などの効率化につながることも述べました。
また、同アプリは2018年4月12日にサンタンデール銀行にて発表されました。
上記はその時の公開資料。
ブロックチェーンを利用した消費者向け国際送金を銀行が手掛けるのは、サンタンデールが初なので、当時注目を集めました。
「ONE PAY FX」はリップルのブロックチェーン技術を利用して国際送金のコストと待ち時間を大幅に削減。
当時のサンタンデール銀行の執行会長は下記のように言及。
「本日から、イギリスの顧客はONE PAY FXでヨーロッパと米国への送金が可能になる。スペインの顧客は、イギリスと米国に、そしてブラジルとポーランドの顧客は、イギリスへの送金が可能だ」「ヨーロッパへの送金は同日中に処理される。また、今年夏までには、複数の市場に即時送金サービスを提供したい」
サンタンデールとリップルは数年にわたって同サービスを開発。
2015年の時点で、ブロックチェーンが国際送金の問題点を解決できることを示していました。
サンタンデール銀行は、ライバル銀行に先んじて、リップルの技術を利用した一般顧客向けの口座取引を実現させ、この計画は、韓国と日本の期間でも現在進行中で動いているようですね。
リップル「XRP」ツイート数のチャートが過去最高に
上記は仮想通貨分析サイトの「BitInfoCharts」が公開した資料。
サンタンデールの発表があってから、同日9日に「XRP」というキーワードを含めたツイートが、ビットコイン、イーサリアムを超えてトップの29143ツイートに到達。
これは2018年以来過去最大のツイート数とのこと。
ツイート数が急増した背景のもうひとつは価格の上昇。
7月5日19円だった価格が、4日間で14.2%の高騰。
これに伴ってXRP Army(XRP軍)と呼ばれる投資家達やファンの単純なツイートの配信と、サンタンデール銀行のサービスがユーロ圏にまで拡大したことによるXRPコミュニティなどの活性化などが上げられます。
リップルニュース!共同創業者クリス・ラーセン氏私財投げ売り
そして、7月10日リップルの共同創業者兼会長のクリス・ラーセン氏が、私財を投げ売ってサンフランシスコで「監視カメラ」を導入していることをアメリカのニューヨーク・タイムズが報じました。
格差が激しいサンフランシスコでは、富裕層が住む地域で犯罪行為が多数発生していて、クリス・ラーセン氏は、「民間による高解像度のセキュリティカメラをサンフランシスコ中に張り巡らせる計画」をしているとのこと。
クリス・ラーセン氏の住居は、サンフランシスコベイ・エリアが一望できる古風な高級住宅街のロシアン・ヒル。
誰もが羨ましがる立地条件ですが、実際には、日中に犯罪者集団が観光客などの車に押入り窓ガラスを割って荷物を盗むなんてことをよく目に見かけるそうで。
同氏の義父も車を襲撃されたり、子供が寝ている間に住居に侵入されて防犯ワイヤーを切断されてなんて怖い経験もあると。
クリス・ラーセン氏はこういった事に業を煮やし、現在400万ドル(約4億2800万円)を使って高解像度のカメラを導入しているとのこと。
そのカメラの解像度は犯罪者のえくぼまで写せるほどで裁判立証などに大いに役が立つようです。
クリス・ラーセン氏は、2018年4月に発表されたフォーブスが米国で最も裕福な400人をランク付けする「フォーブス400」で388位にランクイン。
仮想通貨業界の出身者がランクインするのは世界初の快挙と報じられました。
保有資産は21億ドル(約2400億円)と試算されました。
クリス・ラーセン氏は現在も仮想通貨やブロックチェーン関連で積極的にYOUTUBEチャンネルなどでも発言をしていて、先日もブロックチェーンの技術に対して、デジタル人民元の発行に関して、米国と中国は「技術戦争」をしていると警笛を鳴らしていましたその時の情報は下記の動画にてまとめています↓
仮想通貨取引所コインベースProリップルの暗号資産XRPを法定通貨取引ペアへ
7月15日ベンチマークサイト「コインマーケットキャップ」の取引所ランキング第3位の大型仮想通貨取引所がXRP/GBP(ポンド)の到底取引通貨ペアを追加することを発表。
7月21日、ALGO-EUR、ALGO-GBP、LINK-EUR、LINK-GBP、XRP-GBP、XTZ-EUR、XTZ-GBPの注文帳での取引が段階的に開始されます。取引は午前7時(PT)以降にポストオンリーモードで開始し、健全な市場の指標が満たされた場合にはフルトレーディングに移行します。
取引の開始時間は、日本時間の7月21日の23時以降。
ポンドはイギリスの法定通貨です。
XRP/GBPは人気なのか?
上記は、仮想通貨の銘柄ごとにどの国でよく取引されているか可視化できるサイトのfiatleakを見てみると、XRP/GBPは自国の国というよりは、アメリカ、韓国、日本によく取引がされています。
仮想通貨分析サイトの「THE BLOCK」は、仮想通貨取引所へのトラフィック1位は米国で、24.5%。2位の日本は10%、3位韓国と続く。トップ5が世界全体の半分のトラフィックを占めていることを過去公開。
ちなみに仮想通貨分析サイトCryotoCompareはXRPが取引されているペアのランキングを公開しています。
GBPは法定通貨だと上から9番目にランキング。
1位はアメリカUSD、2位は韓国KRW、3位は日本のJPYです。
コインマーケットキャップに記載されている取引所でXRP/GBPを扱っている取引所は4つ。
しかしながら、どれもランクの低い取引所です。
今回3位の大型取引所のCoinbaseproにXRP/GBPが追加されることで順位が変動するかもしれないですね。
まとめ:提携アプリ利用地域拡大、ツイート数のチャート過去最高、私財投げ売り、コインベースProXRPを追加
・リップルと提携した決済アプリの「ONE PAY FX」の利用地域拡大。
リップルと提携しているサンタンデール銀行が、利用可能な地域を4地域からさらに19地域拡大を発表。
・リップル「XRP」ツイート数が過去最高に
9日に価格の14%上昇、サンタンデールの地域拡大の発表とともに、「XRP」のワードがはいった投稿が2018年以来過去最高を記録。
・リップル共同創業者クリス・ラーセン氏私財投げ売り
クリス・ラーセン氏がサンフランシスコに自身の私財400万ドル(約4億2800万円)を使って監視カメラを導入していたことを「ニューヨーク・タイムズ」が公開。
・仮想通貨取引所コインベースProリップルのXRPを法定通貨取引ペアへ
7月15日ベンチマークサイト「コインマーケットキャップ」の取引所ランキング第3位の大型仮想通貨取引所がXRP/GBP(ポンド)の到底取引通貨ペアを追加することを発表。
取引開始は、日本時間7月21日23時から。