リップル社のxrapid(ODL)が国際送金でビットコインではなくXRPを選んだ理由。
リップル社のCTO(最高技術責任者)のステファン・トーマス氏は簡潔に自身のツイッターにて言及しています。
私がそのときに xRapid のプロダクトチームから聞いたのは、彼らは BTC と XRP の両方を提案したが、BTCを選択した顧客が誰一人いなかったということです。
それは納得のいく話です。
顧客にとっての有意義な違いは、XRPがより早くて手数料が安いということだけです。
ステファン・トーマス氏Twitter
結局のところみなさん「安い」のが一番ということですね。
上記はリップルの公式サイトで公開されているデータになりますが、XRPの取引手数料はBTCの4700分の1です。
リップル社のODLでは流動性プロバイダーのみがXRPを保有する
そして実際の送金の際にXRPを保有しておく必要があるかどうかについて、リップル者のCTO(最高技術責任者)のディビット・シュワルツ氏がツイッターで言及しております。
ODLでは流動性を供給するマーケットメーカーだけがXRPを保有する必要があります。
送金人や受取人の機関はXRPを保有する必要はありません。
XRPは取引の一部として数秒以内に買われて売られます。
昨年ですと、海外の取引所のバイナンスが月間取引数量1000BTC以上のクジラ向けのマーケットメーカープログラムを発表しました。
流動性を高くして一般の方達がよりスプレッドを低くして購入できるようにするのが目的です。
このようなマーケットメーカー達(取引所)などは保有する必要があるが、我々一般の個人は保有せずにXRPを送金として使えるようですね。
銀行や企業がリップル社のXRPを購入・保有する方法
Quoraという2010年に設立されたユーザー自らが作成、編集、運営をしているQ&Aサイトでデイビット・シュワルツ氏は言及しています。
質問:
銀行は送金を目的として、リップルプロトコル内のXRPを自分で保有するのか?
あるいはXRPは保有せずマーケットメーカー(流動性提供者)を利用するのか?
はたまた法定通貨建て資産(IOU)だけで送金を行うのか?
銀行XRPを保有するか否かを考える場合には、いくつもの要因を考慮する必要があります。
その1つとして、彼らが法規制に対して対応できるかどうかが挙げられます。
かつては、これは大きな障壁だったのですが、最近になってそれほど大きな課題でなくなってきました。
今でも国によっては、XRPのような投機的な資産の保有を銀行に禁止しているケースがありますが、回避することが可能になっています。
というのも、彼らの代わりにXRPを合法的に保有できる第三者機関を採用すれば良いのです。
この第三者機関は銀行がXRPを扱えるよう、銀行を相手にある契約を結びます。
どういうものかというと、もしXRP価格が下落したらその下落分を補償するよう、第三者機関が銀行に補填分を支払う。
その代わりもしXRPが上昇したら、その利益は全てサードパーティーが享受するというものです。
(言い換えると、サードパーティーが価格変動分を全て引き受け、銀行は価格変動による損もしなければ得もしない(= リスクヘッジ)でXRPを送金に利用する。)
銀行がXRP保有を選択するようになる条件を以下に記しておきましょう。
1.XRPを保有した方が送金コストが安い場合。
2.マーケットメーカーが提供する送金サービスが、銀行自身でXRPを保有するのと大して変わらない場合。あるいは劣っている場合。
3.銀行が法規制のややこしいハードルを全て乗り越えた場合。
仮に金融機関がXRPを保有できなかったとしても、XRPが決済通貨として活躍できるような作戦をリップル社は(xRapid等によって)精力的に遂行しています。
例えば、戦略上カギとなる通貨ペアに流動性を供給する(=売買板を供給する)ようなマーケットメーキングを十分に用意することもその作戦の1つです。
たとえ銀行がXRPを保有しなくても、決済通貨として利用可能な通貨を保有したいと強く希望するような組織は他にも沢山あります。
(UberやAirbnbのような)国際送金を頻繁に行う企業がXRPを手に入れるときは(急がないので)指値注文を入れて買おうとします。
この行動は売買板を供給するマーケットメーキングにあたると言えます。
というのも、このような行動はXRPの買い板の供給に相当するので、ブリッジ送金(=成行注文)をする人にとっては市場流動性が提供されたことに相当するからです。
なぜUberやAirbnbのような企業がXRPを安く手に入れたいかって?
それは、もし彼らが支払うことの多い通貨ルートでXRPが決済通貨として利用可能ならば、彼らはあらかじめXRPを持っていた方がコストを安く送金できるからです。
なぜならば、いざ送金をするという段階でXRPを買おうとすると成行注文になりスプレッドが大きくなってしまうからです。
それよりも、急いでいない時に指値注文で購入しておいたXRPをあらかじめ保有しておいて、実際に送金に使うときは、XRP⇒相手先通貨の間だけ成行注文で両替を行う方が良いわけです。
※通貨A ⇒ XRP ⇒ 通貨B だと2回分のコスト XRP ⇒ 通貨B なら1回分のコスト
指値注文というのは、こちらが買いの値段を決めて購入する方法です。
対して成功注文は、すぐに購入することができる値段で売買が即決します。
ですが、その分値段は高くなります。
Uberやairbnbなどの大企業は決済に利用するために前もって「指値で注文」をして安くXRPを手に入れます。
送金時には、予め用意しておいたXRPを現金に変えるだけなので、コストは1/2に削減することができますね。
上記が行われる度に、XRPの流動性が上がっていきますので、どんどん価値が上がっていきます。
したがって、もし Ripple が XRP を決済用通貨にできたら、たとえ金融機関がXRPを保有しなくても、世界中に送金をする企業がいて、彼らが(買い板を提供する)マーケットメーカーとしての役割を自ら進んで果たしてくれるし、彼らがどこかに安く送金する場合はXRPを使って成行注文で売買してくれるのです。
これはXRPにとって大変大きな需要となるでしょう。
先日も、リップル社が出資している送金会社のマネーグラムが米送金大手のウエスタン・ユニオンと資本提携するニュースが発表されましたが、こういった企業が今リップル社のXRPをODLで利用し、どんどん流動性を高めてくれています。
銀行との提携もさることながら、送金業者との提携も前進しています。
リップルの公式サイトには、提携内容なども記載がありますので、興味ある方は見てみてください。
銀行の進捗はなかなか仕組み上遅いですが、一般企業や送金業者、これもXRPの価値向上のために動いてくれていることを忘れてはならないですね。
本日は以上です。