変動損失(インパーマネントロス)とは?
変動損失とは、流動性プールに流動性を提供した時と比べて、仮想通貨の価格が変動した時に発生します。
変化が大きければ大きいほど損失は大きく、AMM(自動マーケットメーカー)という仕組みにより発生します。
流動性ペアの割合は必ず1:1になるようになっているため、上記のように仮に片方の価値が変動した場合、片方も1:1になるようAMMの仕組みにより自動で調整されます。
この調整の際に発生しているロスのことをインパーマネントロス(変動損失)と言います。
上記の場合、ホールドしたままであれば50万円手に入れられていたのに40万円になっています。
それではなぜ40万円に調整されてしまうのでしょうか?
変動損失(インパーマネントロス)の計算式
自動調整と言っても、しっかりと計算式があり上記のような計算によって求められる正確な値です。
これを毎回流動性プールに流動性を提供する際には非常に困難なので、グーグルで検索するとたくさんの計算サイトが公開されています。
変動損失(インパーマネントロス)計算サイト
たとえば上記の計算サイトだと、両方のトークンの変動前と変動後の値を入力すると変動した後の総資産の何%が損失になっているか計算することができます。
またバイナンスアカデミーでは、早見表も提供しているので下記を参考にしてください。
変動損失(インパーマネントロス)早見表
変動損失の説明 | Binance Academy
仮想通貨を流動性プールに提供した時に、デポジットしたトークンの価格が入金時と比べて変動した時の損失を変動損失と呼びます。
とは言え、トークンが変動するかは誰も分からないので、あくまでも参考にしかすぎません。
ですので、
・価格の変動よりも運用利益の方が大きいと思えばLPトークンで運用する
・価格の上昇率の方が高いと思うのであれば単体での運用など考えていく必要はあるかと思います。
あとは元金は回収してしまって元金から増えた分をLPトークンにして運用などしていけばリスクヘッジになるかと思いますのでご参考にしていただければ幸いです。