リップル(XRP)暴落要因
上記は本日のリップル(XRP)のチャートになります。
午前9時から下落し始めて23円から20円までわずか数十分の間に急落しました。
完全にビットコインに巻き込まれた感じですね。
上記がビットコインのチャート。
102万円台から88万円まで暴落。
執筆時16時41分現在1BTC=93万円台まで回復。
では一体何があったのか?
仮想通貨マイニング大手ビットメイン幹部の逮捕
中国の仮想通貨業界のアナリストドビー・ワン氏が動画付ツイートを投稿されました。
中国のビットコインのマイニング機器販売で最大手企業のBITMAIN(ビットメイン)の最高財務責任者兼法定代表人の刘路遥(ルーヤオ・リュウ)氏が暴行容疑で警察に逮捕。
※法廷代表人とは?
中国の法律上で「会社を代表として経営するよう任命された人物」のことを差します。
暴行被害に会ったのは、ビットメインを追放された共同創設者のミクリー・ザン氏。
ミクリー・ザン氏は今年の1月にビットメインから法定代理人の立場を削除されたのですが、ビットメインの法廷代表人としてのライセンスを取得するように動いていました。
追放削除を覆し、北京海淀区司法局から認められそのライセンスを付与されました。
ザン氏が実際にライセンスを取得しようとしたところ、それを強奪しようと、複数人の集団との乱闘騒動に発展。
その後ビットメインが公式声明を発表。
「2019年10月28日」にミクリー・ザンとの契約は終了している。
ミクリー・ザンはすでにビットメインでの地位は持っていない。
ルーヤオ・リュウ氏がビットメインの法廷代表人である。
しかしながら、北京海淀区司法局はミクリー・ザン氏を登録した。
これは、登録ミスであり、重大な会社法の規定違反です。」
仮想通貨マイニング大手ビットメインの社内闘争激化
一度は見た方もいるのではないでしょうか?
ビットメイン共同創業者である、吳忌寒(ジハン・ウー)氏です。
2019年の10月にミクリー・ザン氏を突然解任しました。
2人の仲違いの原因などは公表されていませんが、ミクリー・ザン氏が主催の会議に出席したりしないように従業員に指示をするなどしていたようですので、単純に仲間割れでしょう。
ミクリー・ザン氏はその後ビットメインに対して訴訟を実行。
半減期まであと1日と16時間
ビットコインの半減期が迫っています。
半減期というのは、マイニングするともらえる報酬が半分になってしまう現象になります。
もともと組み込まれているシステムです。
半減期が設けられている理由は、ビットコインの発行枚数は2100万枚とあらかじめ設定されているため、マイニングされ続けてしまうと圧倒言う間になくなって、需要と供給のバランスが崩れてしまうのを防ぐために、徐々に価格が上がるよう設計されています。
今回で3回目の半減期になるわけですが、投資家の皆様は価格の影響が出るためこちらには注目しています。
そんななか、マイニング機器最大手のビットメインの最高幹部の逮捕。
至極相場下落要因には無視できない内容ですね。
本日は以上になります。