リップル(XRP)はなぜ上がらない?ビットコインドミナンスが上がっているから
一枚目はBTCドミナンス※のグラフで、二枚目がビットコインのチャートになります。
仮想通貨バブルと言われた2017年3月あたりよりビットコインの価格が上昇。
ですが、ビットコインドミナンスは下落。
これが何を意味しているか?
アルトコインへの移動です。
みんなビットコインよりもリップル含めアルトコインの方が稼げると思ってビットコインを売りアルトコインを買いました。
※ビットコインドミナンスとは?
仮想通貨市場でビットコインが占める割合になります。
全体が100だとしてビットコインが50だとしたらビットコインドミナンスは50%になります。
逆に仮想通貨暴落の2018年の2月からビットコインドミナンスは上昇。
もう分かるかと思いますが、今度は逆です。
リップル含めアルトコインが稼げないもしくは、怖いと思った方達が、安定のビットコインに交換しています。
そもそもの需要が減っているのです。
現在のビットコインドミナンスは、68%。
リップル(XRP)はなぜ上がらない?ロックアップ10億XRPの放出
リップルは総発行枚数の1000億XRPのうち自社で保有している630億XRPのうち550億XRPをロックアップ※しました。
そのうちの10億XRPを55ヶ月に渡って市場開放することを2017年12月8日に発表しました。
これが、売り圧になるのではないか?と考えている投資達の参入を拒めている。
主に機関投資家ですね。
しかしながら、2017年12月8日から55ヶ月ですので、2020年7月8日には特に問題などなければ終了する予定です。
リップル(XRP)はなぜ上がらない?有価証券問題
リップルの「有価証券問題」とは2018年5月8日に原告ライアン・コフィー氏がXRPを購入したことによって被った被害(額はおよそ1万円ほど)から、リップルのXRPは有価証券であってトークンの販売はアメリカ証券取引法に違反するといった訴訟が行われた問題になります。
すぐに結論が出るかと思いましたが、そうは簡単にはいきませんでした。
現段階の最新は、3月25日の訴訟文に修正が加えられて、リップル社のガーリングハウスCEOが「長期間に渡ってXRPをホールドし続けていた」とするが、実際にはXRPを「売却していた」という内容が付け加えられたまま裁判は、継続中です。
リップル(XRP)はなぜ上がらない?募金や寄付金として売却されている
リップル社は最近ですと、コロナ給付金として医療団体や研究団体企業などにXRPを寄付や募金として配布をしました。
過去にもXRPを利用しているパートナーシップなどにリップル社の投資部門のXpringからXRPを事業支援という形で数千万という規模で配布を行いました。
しかしながら、配布されたらXRPは売却されて市場に解放されますので、これも売り圧になっていると考えられています。
もちろん長期的に見れば、こういった活動はリップル社の信用になりますので良いのですが、短期的に見るとやはり投資家達にとっては売り圧として捉えられるでしょうね。
リップル(XRP)の価格は上がる?AI価格分析サイト
海外仮想通貨価格AI分析サイトの「Previsioni bitcoin」は2020年6月から1XRP=44.9円ではじまり、年末までには85.6円になるという分析をしています。
同じく、海外仮想通貨分析サイトSkewは2020年第2四半期(4月〜6月)は、37.30%+と分析していて、そちらからXRPに換算をするとおよそ1XRP=32.16円になります。
海外仮想通貨価格AI分析サイトCRYOTOGROUNDは1年後には1XRP=37円、5年後には、1XRP=208円と分析しています。
同じく分析サイトFXSTREETは、ビットコインの半減期に伴って上昇し、1XRP=107円まで上昇と分析。
FXSTREETでは、独自のチャート分析もしていて、XRPの急騰は、1年の上昇、2年の停滞を繰り返していると分析。今年の2020年は上昇の1年の周期であり、その価格は1XRP=3012円までにもなるという大胆な分析をしています。
著名仮想通貨アナリストのBagsy氏は6月から上昇して1XRP=35円と予想。
同じくアナリストのLoma氏はチャート分析より、今後2ヶ月で1XRP=25.68円を推移すると分析。
海外仮想通貨価格AI分析サイトWalletInvestor.comは、2020年末価格1XRP=32.7円まで上昇と分析。
海外仮想通貨価格AI分析サイトTRADINGBEASTS.COMは5月、6月に1XRP=32円後半まで上昇をするが、それから下落して年末価格1XRP=30円と分析。
やっさんのリップル(XRP)の予想分析
僕は、先日も解説させて頂きましたが、やはりこちらのskewの分析ですかね。
Q2(4月〜6月)は毎年大幅なプラス。単なる偶然でしょうか?
僕はそうには思いません。
ですので、3月末に購入して、6月末に売るって戦略もひとつの方法かもしれませんね。
今回は、ビットコインの半減期とコロナウィルスの影響もありますので、多少イレギュラーな年にはなってくるかと思いますが、どう転じるか楽しみですね^^
本日は以上になります。