【仮想通貨】リップル(XRP)には半減期はない！今後価格はあがる？

リップルのXRPはすでに発行されているから半減期はない

リップルのXRPの発行枚数の上限は1000億枚になりますが、すでに1000億枚発行されてしまっているから半減期はありません。

ビットコインの場合、発行上限は2100万枚になりますが、それは、マイナーという方達によってマイニングをしてもらわないと発行されない仕組みになっています。

現在残っているビットコインは、262万枚で1837万枚はすでにマイニングされて発行されています。

あと、262万枚マイニングされたらもうビットコインはマイニングによって手に入れることはできなくなります。

2033年には、99％のビットコインがマイニングされて、その後は、100年かけて1日30枚くらいのビットコインがマイニングされる予定。

そして、「半減期」というのは、マイナー達がマイニングすることによって報酬としてビットコインが支払われます。

ですが、報酬がそのままだとすぐにマイニングされてしまうため、報酬を半分にする時期（半減期）を設けることによって、価格の高騰や急落などを起こさず安定的に上昇するように仕組み化されています。

そしてこのマイニングして発行される仕組みをプルーフ・オブ・ワークと言い、ほとんどの仮想通貨がこの仕組を採用しています。

マイニングして報酬をもらって取引を承認するPOW（proof of work）という仕組み（※詳しくは、上記動画53秒あたりを御覧ください)に対してリップル(XRP)はPOC（proof of consensus）という仕組みを採用しています。

リップル(XRP)は、マイニングではなく取引の承認者(バリデータ)によって行われます。

UNLと呼ばれる、マイクロソフト、セコム、金融機関などの選ばれた方達がなれるのですが、その方達の80％が承認すると、XRPの分散型台帳のXRPLedgerに記載されます。

つまり、送金が処理されます。

という仕組みなので、マイニングという概念はなく。

よって、リップル(XRP)には半減期がありません。

本日5月12日4時39分にビットコインが半減期を迎えました。

マイニング報酬12.5BTC→6.25BTC3回目の半減期です。

価格は半減期前に、96万円から89万円まで下落をして半減期時に92万円まで回復して、そのまま94万円まで上昇して、そのままヨコヨコといったかんじ。

爆発的な伸びなどは無かったので少し残念ではありますが、逆に暴落などしなくてよかった。

そして、リップル(XRP)には半減期がないから、価格が上昇する仕組みなどはないのか？

と思っている方は次をご覧ください。

リップルの価格を上昇させる仕組みとしては、市場に流通しているXRPを減少させるという仕組みがあります。

リップル(XRP)を送金しようとすると手数料がかかりますよね？

ビットコイン、イーサリアム他の仮想通貨もこれは同じで、ビットコインの場合は、手数料は、マイナー達の報酬に支払われます。

ですが、リップル(XRP)の場合は、承認者(バリデータ)の方たちには支払われず、そのまま無くなります。

ここで実際にXRPが減少。

ですので、今後取引がされればされるほど、XRPの市場流通量が減少してXRPの希少性が増して価格が上昇することになります。

さらに、減少する理由は「スパム対策」とも言われていて、ネットワーク攻撃をしようと異常な回数のアクセスなどを行った場合に取引当たりに手数料がかかるので、コストがかかりすぎて行うことができません。

ビットコインの最小通貨単位が「satoshi」で1satoshi=0.00000001BTCです。

リップルにも最小単位があり「drop」です。

1drop=0.000001XRP。

リップルの1回の取引(1トランザクションごと)で1dropがなくなります。

XRPCHARTはこちら

上記のサイトはリアルタイムでXRPの減少量を確認することができます。

3〜4秒毎に更新されておりますので、サイトの「XRP　Ledger　Stats」の「Total XRP」の数量で確認することができますね。

4時間で116.29XRP減りました。1日にするとおおよそ700XRP＝14000円相当のXRPが消滅している計算になりますね。

1年間で520万円ほどのXRPが消滅しています。

今後、機関投資家や企業などがさらにXRPを取引するようになるとこちらの金額はどんどん大きくなっていくことが予想されますので、さらにXRPの価値が上昇しやすくなっていきます。

ある意味でビットコインの半減期より確実性があるかもしれないですね。

本日は以上になります。