2020年7月後半リップルニュースについてまとめました。
7月29日に、リップルのXRPが単独で高騰。
いままでずっとヨコヨコでしたので、ホルダーの方はやっとかと思ったでしょうね。
SWELL Regionalsが開始されたのも1つの要因とされておりますが、他にも色々な情報がありましたので、最後までご視聴頂ければ幸いです。
リップルニュース!XRPのウォレットに決済導入
新しいXRPのP2Pペイメントプラットフォームのベータ版を公開しました! http://Payburner.com で現在公開されています。
新しいブラウザ拡張機能をチェックしてみてください。
リップル社の製品担当ディレクターが、仮想通貨XRPを用いた新しい多機能決済プラットフォームを発表。
名称は「Payburner」
XRPのウォレットで、グーグルクローム、Braveブラウザ、Firefoxなどの拡張機能として利用することができるものだという。
携帯端末では、IOSとAndroidのどちらも利用可能。
アカウントを作成すると、上記のように「PAY ID」というものが発行されます。
Payburnerを利用しているアカウント同士この「Pay ID」でXRPを送金し合うことが可能。
そのPAY IDで検索をかけて上記のように個別のユーザーにアクセスすることも可能。
そして、今後はそこからさらにツイッターのアカウントにまでアクセスができるように機能を拡張しているという。
ウェブサイトにXRP決済機能を紐付け
また、任意のウェブサイトにもXRP決済機能を簡単に設置することもできるようになったという。
例えばあなたがウェブサイトを持っている販売者だったら、サイト作成ツールのワードプレスでPayburnerプラグインをインストールするだけで決済機能を作成することができるようになったと。
これは、購入者側にはPayburnerのアカウントは持っていなくてもウェブサイトからXRPを使って商品などを購入することができるということですね。
※販売者側はPayburnerのアカウントは必要
ウォレットのパスワードはアカウントが管理
ウォレットのセキュリティ性ですが、マイイーサウォレットなどと同じようにパスワードは個人で管理する必要があります。
もしアカウントがパスワードを忘れてしまった場合、Payburner側ではパスワードにアクセスすることができないので、その場合の対応策はまだ設けられていないようです。
リップル社2020年オンライン新SWELL開催
2020年7月29日リップル社が「Ripple Swell Regionals」を北米で開催。
Ripple swell regionalsというのは、2019年も開催された「Ripple regionals」を今年からSWELLシリーズの一環として呼び名を統一したものだとリップル社の吉川絵美氏はいう。
SWELLはご存知の方も多いかと思いますが、リップル社が主催する2017年から開始された大型カンファレンスです。
サプライズ発表なども行われることからXRPの投資家の関心を集めています。
SWELL前と後のXRPの価格変動については下記の動画で解説しておりますので、そちらからご視聴ください↓
吉川氏によれば、regional(リージョナル、地域のという意味)は主にその地域によりフォーカスした内容を共有したり、ripplenetの商品アップデートなどを行う模様。
一方今までのSWELLは、世界的イベントで、より世界の参加者を対象に、より細かく業界のトピックや、世界をまたいでパートナーの発掘などにフォーカスしているようです。
SWELLは、コロナの世界的感染拡大を受けて、2020年はオンラインでの開催とのことですが、regionalのほうもオンライン開催の形式で開かれるようですね。
年々、ネットワークが飛躍的に拡大し、メンバー金融機関の成功例を披露し合い、刺激を与え合う、『ネットワークメンバーが主役』の場になってきていると感じます。今年はバーチャルでの開催となりますが、その分より多くの方々に気軽に参加してもらえると思うので、バーチャルであることの利点を活かしたイベントづくりに取り組んでいます
リップル社:吉川絵美氏
今後のswell regional
8月13日:中東と北アフリカ
8月26日:アジア太平洋
9月2日:ラテンアメリカ
9月16日:欧州
SWELL GROBALは10月14日、15日に予定されている。
XRP高騰!ついにムーンか?いくらまで上がるか
そんなregionalsが開催された後、2020年7月29日XRPの価格が急上昇しました。今年の4月以来となる25円超え。
注目したいのは、XRP/BTC。
ビットコインが上昇してもXRPは変わらないもしくは下落するといった状況で、ビットコイン建てのXRP/BTCは下落し続けていました。
しかしながら7月29日を境に上昇に転じました。
もしこれが中長期と継続するのであれば、相場転換の兆しかもしれないですね。
XRPがテザーを抜き時価総額3位に復活
ベンチマークサイトコインマーケットキャップでUSDTを再度抜かしてもとの順位の3位になりました。
コロナの影響で、現金退避の機会としてUSDTに需要が集まり上昇したのと、
XRPの市場価格が下落していたので、XRPは2020年5月に4位に転落していました。
状況が変わり始めたのは、7月から。
ビットコインは今まで同様上昇を続けていたのですが、DeFi関連銘柄、イーサリアムが躍進して、XRPも一歩遅れて上昇。
遅れた分だけ伸びしろはでかく、単独で頭抜けて上昇しました。
SBI仮想通貨ファンド開始!報酬にXRP支払いを検討
7月30日にSBIホールディングスの北尾社長が、決算説明会を実施。
収益は、創業以来の過去最高を記録。
アナリスト達の予想を大幅に超えていて、金融サービス事業、証券事業、FX事業などが、前年同期に比べ好調に推移していったためとされています。
コロナの環境で好業績を実現できた要因について北尾社長は次のように言及
3月のコロナショック後に急速に回復し、好業績を実現したことが予測値の上方修正に繋がった。
経済成長のマイナス予測にも関わらず、世界中至る所でマネタリーベース(現金の通貨と民間の金融機関が中央銀行に預けた金銭の合計)が増えたことが大きい。
SBIホールディングス:北尾社長
世界的な経済の混乱による量的金融緩和が強く推し進められ、マネタリーベース(流通しているお金の量)は過去最高の544兆円を更新。
株式市場は、個人投資家達の活発な取引により、前年同期比48.4%+と好調に推移。
SBIホールディングスのSBI証券の口座数は、2020年2月にすでに500万口座を突破して、最大手の野村證券を抜いて業界NO.1となっています。
老後資金2000万円問題の影響
金融庁によって提起された老後資金2000万円問題は、国民的な議論を引き起こし、老後資金問題は全ての年代において、自らがいつか直面する自分の問題として捉えられるようになる
若年層においても自分ごととして捉えるようになり、貯金から資産形成の流れが生み出されるとSBIは判断。
仮想通貨関連事業について
暗号資産(仮想通貨)は、次の時代に必ず脚光を浴びる
北尾社長は、強調する。
仮想通貨関連事業については、SBI VCトレードが行っています。
2020年5月の改正資金決済法を機会に、事業拡大のための施策を実行中として、北尾社長は、「法改正を契機に、新しい商品をどんどん提供する方針」と言及。
eSportsでXRP支払い検討
北尾社長は決算説明会で次のように言及しました。
eSports市場規模は、これからもどんどん膨れ上がる
eスポーツというのは、テレビゲームによる対戦を実際のスポーツ競技としてとらえたものです。
先日「SBI eSports」を設立し、若年層に人気の「eスポーツ」事業を通じたデジタル世代との関係強化にも言及。
そしてSBIは、eスポーツチームの運営、eスポーツメディアの運営、eスポーツに関わるコンサルティングなどについて、プレイヤーの年俸を仮想通貨のXRPで支払うことを検討しているようですね。
XRP有価証券問題、リップル社が反論
そしてリップルの有価証券問題に新たな進展がありました。
リップル社側の弁護士が反論を主張。
リップル社とCEOのガーリングハウス氏を弁護する弁護人は、
原告人Bradley Sostackによる「リップル社がXRPへの投資をミスリードし、未登録有価証券として販売していた」とする主張は明確に証明できていないと言及。
原告人は、リップル社とGarlinghouse氏の宣伝が虚偽宣伝にあたるとの主張を事実ベースで証明することができなかった。
Law360:リップル社代表弁護士
XRP大量保有のくじらが過去最高値の増加
仮想通貨分析サイトサンティメント(Santiment)によると、仮想通貨のXRPを100万XRP以上持つアカウント数が3.7%増加して、過去2週間で30頭の新しいくじらが誕生。
これらのくじらは、XRPを24万ドル〜240万ドルほど保有していて、これが上昇圧力になっているという分析です。
今回の大量保有を新規にした投資家の参入理由として、
・最近の1XRP=0.19ドル〜0.25ドルへの30%暴騰
・テザー(USDT)を抜かして再度3位に浮上
・新しいP2P決済プラットフォームのβ版ローンチ
などなどが理由として挙げられる。
コロナが投資家をデジタル資産に誘導?
カリフォルニア大学の経済史研究者のバリー教授は、リップル社のCTO(最高技術責任者)のデイビット・シュワルツ氏とポッドキャストの中で、新型コロナウイルスの影響によるインフレの脅威への解決策として、投資家がデジタル資産に目を向けていく可能性について言及。
「一部の人々は、市場での流動性の増加がハイパーインフレにつながると信じており、ドル価格が高騰しても価値を維持できる投資機会を探している。
金は伝統的に安全な投資であると考えられているが、デジタル資産は新しいインフレヘッジとしてみなされるようになっている」
まとめ
今回は、
・リップルニュース!XRPのウォレットに決済導入
・リップル社2020年オンライン新SWELL開催
・XRP高騰!ついにムーンか?いくらまで上がるか
・XRPがテザーを抜き時価総額3位に復活
・SBI仮想通貨ファンド開始!報酬にXRP支払いを検討
・XRP有価証券問題、リップル社が反論
・XRP大量保有のくじらが過去最高値の増加
について解説していきました。
一番大きいところは、ずっと価格が変化してこなかったXRPが頭抜けて上昇したということですかね。
僕個人的な意見にはなりますが、「実需のある通貨」は今後伸びていくと思っています。
実需というのは、簡単にいえば、中身の価値のことです。
XRPは、送金スピードが異様に早かったり、手数料が安かったり、ブリッジ通貨として利用できたりといったところです。
USDTで言えば、法定通貨の退避先になるといったところ。
今後もしっかりと中身を見て投資判断していきたいと思います。
最後まで閲覧頂きありがとうございました。
何か質問などありましたら、下記のLINE@にご連絡ください。