リップル(XRP)はなぜ上がらないのか?3つの低迷理由を徹底解説!

リップル(XRP)はなぜ上がらない?3つの低迷理由

上記は2019年のチャートになりますが、以前はビットコイン(BTC)が上昇すると同じくリップル(XRP)含めアルトコインが遅かれ早かれ連動して上昇をしました。

しかしながら、2019年の8月以降はビットコイン(BTC)は上昇しましたが、アルトコインは逆に下落。

上記は、コインチェックアプリのビットコインのチャート画像。

本日2020年5月8日朝、ビットコイン(BTC)が105万円に到達しましたね。

変動率は6.77%。

しかしながら他のアルトコインを見てください。

リップル(XRP)は+0.03%?

イーサリアムクラシックに至っては、マイナスです。

ここ数カ月でアルトコインはビットコイン(BTC)と連動しなくなりました。

上記はビットコイン(BTC)に対するアルトコインの価格変動になります。

チャートが下落しているのは、

「アルトコインに対してビットコイン(BTC)が上がりすぎているか?」

「ビットコイン(BTC)に対してアルトコインが下がりすぎているか?」

のどちらかを意味します。

真横のラインであれば同じようにビットコイン(BTC)と同様の変動をしているということです。

2019年4月頃からはリップル(XRP)含め一斉に下落。

4月はちょうどビットコイン(BTC)が上昇してきた時期で、アルトコインに対してビットコイン(BTC)が上がりすぎているという状態。

つまり、ビットコインは上がるのに、リップル含めアルトコインは全く上がらない。

これには3つ理由があります。

ビットコイン(BTC)機関投資家の新規参入

米国の最大手仮想通貨資産運用会社のグレイスケール・インベストメンツの業績レポートなのですが、2019年第4四半期(10月~12月)にはビットコイン信託(GBTC)が過去最高の投資額を記録したと発表。

ビットコイン信託の投資額は1億9380億ドル(約213億円)。

さらに、2019年の新規機関投資家は24%増加。

なお、ここで言う機関投資家というのは、小規模なヘッジファンド、ないしはCTA(顧客のお金を預かって運用を行う業者)などで、個人資産運用会社が多いと推察されています。

なぜなら銀行、生命保険会社、投資信託などはまだ仮想通貨市場には警戒しているからですね。

ビットコイン(BTC)機関投資家はアルトコインには手を出しません。

あくまでビットコイン(BTC)に対して投資を行ってきます。

ビットコイン(BTC)がデジタルゴールドとしての地位を獲得し、アルトコインが選別されている

リップルの公式サイトのブログでCEOのガーリングハウスCEOは下記のように発言をしました。

「3000以上の仮想通貨は必要ない。2020年は仮想通貨の選別が進むだろう」

上記は、「Dead Coins」というサイトで、消えていったアルトコインを調べることができるサイトになります。

趣味悪いですが、興味ある方は見てみてください。

1916件もの消えていったアルトコインが記載されていますね。

一方、ビットコイン(BTC)は金との相関関係があると分析されていて、デジタルゴールドとしての地位を獲得しようとし始めています。

上のグラフは、米ETF専門企業のVanEckが公開しているレポートです。

ビットコイン(BTC)と金との相関関係を表したもので、ここ2週間、4週間コロナショック後に急激に金とビットコイン(BTC)との相関関係を示しています。

ットコインがデジタルゴールドとして認知度を広めれば広めるほど、アルトコインとの認知度に対する格差が広がっていきます。

金融庁の改正資金決済法の証拠金規制でレバレッジが2倍までに

先日金融庁の改正資金決済法の施行(2020年5月1日)により、レバレッジ規制が2倍までとされました。

一般的にレバレッジが利かなくなると、供給量が減りますので、価格は上昇しやすいとされています。

実際にビットコイン(BTC)は今上昇。

一方アルトコインはというと、この1年でアルトコインの証拠金取引の普及が大幅に広がりました。

証拠金取引は「借りてきて売り」から入ることもできますので、下がるだろうと思っている投資家たちがショートで参加してきます。

これも大きな価格が上がらない要因とされていますね。

と、これで終わってしまうとリップル(XRP)オワコンなのか?

という悲観的なメッセージを投げただけで終わってしまいますので、ここから先は僕が海外からリサーチしたリップル(XRP)のAI価格分析サイトの価格予想についてシェアさせて頂きます。

「Previsioni bitcoin」1XRP=44.9円ではじまり、年末までには85.6円

同じく、海外仮想通貨分析サイトSkewは2020年第2四半期(4月〜6月)は、37.30%+と分析していて、そちらからXRPに換算をするとおよそ1XRP=32.16円になります。

海外仮想通貨価格AI分析サイトCRYOTOGROUNDは1年後には1XRP=37円、5年後には、1XRP=208円と分析しています。

同じく分析サイトFXSTREETは、ビットコインの半減期に伴って上昇し、1XRP=107円まで上昇と分析。

FXSTREETでは、独自のチャート分析もしていて、XRPの急騰は、1年の上昇、2年の停滞を繰り返していると分析。今年の2020年は上昇の1年の周期であり、その価格は1XRP=3012円までにもなるという大胆な分析をしています。

著名仮想通貨アナリストのBagsy氏は6月から上昇して1XRP=35円と予想。

同じくアナリストのLoma氏はチャート分析より、今後2ヶ月で1XRP=25.68円を推移すると分析。

海外仮想通貨価格AI分析サイトWalletInvestor.comは、2020年末価格1XRP=32.7円まで上昇と分析。

TRADINGBEASTS.COMは5月、6月に1XRP=32円後半まで上昇をするが、それから下落して年末価格1XRP=30円と分析。

本日は以上になります。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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