仮想通貨リップル(XRP)の送金の力
国際送金はリップルのXRPを利用するとわずか4秒で送金することができます。
リップルのXRPを使わなかった場合は、人の手が仲介と入りますので、効率が悪く手数料なども発生します。
国際送金をするには、「コルレロ銀行」というのを間に経由する必要があるのですが、
通貨ごとに必要なため、従来ですと左上のような多数の組み合わせが必要でした。
ですが、リップルのXRPを利用することで、シンプルに通貨ごとに1通りしか必要がなくなります。
しかしながら、まだ銀行には100%の信用は得られておりません。
リップル(XRP)とは?
今から7年前リップルプロジェクトは動き始めました。
当時の国際送金の手数料の高さやスピードを改善して提供できる分散型のネットワークを実現させるというものです。
通常のサービスというのは、新しい送金製品を作った場合、その開発費用や維持のコストを使用者に負担させるいわゆる「手数料ビジネス」が必要になります。
しかしこれだと送金コストをほぼゼロにすることは不可能です。
リップル(XRP)の手数料無料の仕組み
そんな中リップルのXRPは
リップル社の収益にもなりかつ流動性も確保することもできる方法を生み出しました。
これは、今までになかったビジネスモデルで、それを可能にしたのが、XRPなのです。
流動性というのは、その通貨がどれくらい取引されているか?
というものです。
流動性が高ければスプレッドは狭く、流動性が低ければスプレッドは広くなります。
流動性が高いと買いたい人達も売りたい人達も多いので、スプレッドの差が少なくいつでも売買することが可能です。
反対に流動性が低いと売れません。
このように流動性が低いと売買したいときに売買出来ないしスプレッドもデカいものになり通貨自体使い物になりません。
ですので、リップル(XRP)ないしは他のアルトコインも流動性を高めるということは非常に重要な意味を持っていますね。
リップル社は手数料ビジネスの代わりに、通貨の値上がり益を自社の収益にすることで、手数料を取ることなく、なおかつ流動性を高めるための仕組みも構築することができました。
つまり、利用者にとっては、手数料がほぼゼロというメリットがあり、リップル社にとっては、流動性の向上、銀行にとってはコスト削減、送金スピードアップでWIN-WINの関係になっているということです。
「手数料がほぼかからない」と言ったのは、最低限1円以下のトランザクションフィーというのが送信料としてかかります。
1取引あたり1drop=0.000001XRPかかります。
これは、スパム対策(大量アクセス)にはどうしても必要なもので、引かれたXRPはリップル社の収益になるわけでなく、バーン(減価償却)されます。
永久に破棄されます。
そんなことでリップル(XRP)は誕生しました。
一部の人たちが、
「リップル社は自分たちが儲かりたいが為にXRPを作った」
と思われていますが、
リップル社は利用者に負担なくシステムを利用してもらうために、
送金の取引承認作業(バリデータ)を無償でやってます。
すべて無料にするとリップル社の収益はなく、完全無償ボランティア会社となってしまいます。
銀行システムをつくり、無償で保守管理して、手数料も貰わずにメリットを確保するというとても考えられた
ビジネスになります。
リップル(XRP)は着々と見えない価値を上げ続けています。
本日は以上になります。