リップルCTOディビットシュワルツ氏、保有仮想通貨銘柄公開
「お聞きするのは申し訳ないですが、デイビット、あなたは現時点ではXRPを含む任意の仮想通貨を所有していますか?答えてもらえない可能性は高いと思いますが。
「はい。私はXRPとBTCを保有していて、少量のBATとETHそして他のごくわずかの仮想通貨を持っています」
9月9日にリップル社のCTO(最高技術責任者)デイビットシュワルツ氏が持っている仮想通貨を質問されたところ、XRPとビットコインをメイン、そしてベーシックアテンショントークンとイーサリアムを少量保有していると回答。
リップルCTOが保有しているBAT(ベーシックアテンショントークンとは?)
創設者 | Brave Software社 |
発行量 | 15億BAT |
流通量 | 1,468,550,288 BAT |
時価総額(2020年9月13日時点) | 39,292,736,823円(市場42位) |
トークン価格 | 1 BAT=26.76円 |
BATは2017年5月にBrave Software, Incに公開された暗号資産。
WEBブラウザプラットフォーム(Brave)で、従来のWeb広告における不要な広告などを排除することで高速ブラウジングができるものとして誕生しました。
広告閲覧を利用ユーザーがコントロールすることができて、広告を閲覧するとBATポイントを取得することができ、利用することもできます。
Braveブラウザは、2019年11月で月間ユーザー数1000万人以上を記録しました。
ブレイブブラウザは上記より入手することができます。
過去テレビでも紹介されています。
Get Braveをクリック。
僕はMACを利用していますが、iphoneであればIOS用のダウンロードリンクになっていますので、心配はいりません。
今すぐダウンロードをクリック。
立ち上げるとこのようなインターフェースになります。
報酬をもらうには「Rewardsを有効にする」をクリック。
上記のようにBATポイントが表示されるようになります。
報酬の受け取り
支払日 | 当月分を来月1回払い |
報酬の引き出し | 5BATから |
ウォレット | 連携させたbitFlyerのウォレットから引き出し(11月以降) |
詳しい内容につきましては、別記事でまた公開させて頂きます。
そしてリップルCTOデイビットシュワルツ氏は今まで購入したトークンのうち悪かったものも公開。
「あなたが手に入れた中でもっとも悪かったものは何ですか?」
「Rustbitsです。なぜ購入したのか分かりません。」
リップルCTOが後悔しているRustbits(スペースパイレーツ)とは?
通貨名称 | RUSTBITS(spacepirate/スペースパイレーツ) |
最大発行数 | 1億枚 |
公開日 | 2017年8月 |
公式サイト | https://spacepirate.io/ |
RUSTBITSは、Age of Rustというゲーム上で利用される暗号資産。
プレイヤーはゲームを楽しみながらお金を稼いで、必要に応じてそれをまた利用することができたりします。
2017年の8月に取引が開始されてから、1年も経過せずに現在は取引停止になっています。
取引開始されてから、2017年11月までの3ヶ月間は低価格を推移。
2017年の11月に一気に10倍まで価格が高騰。
2018年1月には再度急高騰して約30倍にまで跳ね上がりました。
その後すぐに下落し、価格は20/1に。
消えてしまった仮想通貨を紹介している海外のメディアcoinopsyでは、現在デッドコインリストに追加されています。
このサイトでは、デッドコインの定義も明確にされていて、
・放棄された
・詐欺として利用された
・webサイトがダウンしている
・ノードがない
・SNSの投稿がない
・検索ボリュームがない
などなどから総合的に判断されているようですね。
みなさんもこういった仮想通貨を購入しないように注意しましょう(笑)
リップルCTOディビットシュワルツ氏がXRPをガチホと言わない理由
「正直な質問をします。なぜリップル社は「XRPは長期」であるとは言いませんが、ビットコインはロングと言ったりするのでしょうか?」
「世界的な規制の不確実性。完全に正直な気持ちを言いたいですが、残念ながらそうではありません。」
「考えたくはないですが、リップル社はXRPをロングしていないということですか?
世界的な規制によりセキュリティトークン(有価証券)になるか分からないからXRPは長期だとは言えないのですか?」
「いいえ。だからこそ、XRPの所持や意見について話すのが難しいのです。」
リップル社は未登録のデジタル資産を違法に販売したと主張する訴訟に照らして、言動などに十分注意していることが伺えます。
まとめ
今回は、
・リップル社CTOデイビットシュワルツ氏の保有暗号資産銘柄
・購入して後悔した暗号資産銘柄
・XRPを長期ホールドと言わない理由について
解説しました。
デイビットシュワルツ氏といえば、仮想通貨を開発するぐらいの技術者です。
そんな彼が保有する暗号資産は参考になったのではないでしょうか?
また、リップル社は有価証券問題についてまだ解決をさせていません。
ですので、ネガティブ発言はできてもポジティブな要素に関しては大胆には公開できないという部分もあるかと。
そのへんもよくリサーチをしながら今後の投資にいかしていきたいものですね。